2017/09/30 13:51
映画『パ-フェクト・レボリュ-ション』の初日舞台あいさつが29日、東京都内で行われ、出演者のリリ-・フランキ-、清野菜名と企画・原案の熊篠慶彦氏、松本准平監督が出席した。
障害者への理解を求める活動を続ける熊篠氏の実体験を基にした本作は、車いす生活を送るクマと精神に障害のある風俗嬢のミツによるハチャメチャな恋を描く。
熊篠氏とは長年の友人であるリリ-は「やっとこの熊篠くんをモデルにした映画が公開となって、本当に感無量です」と喜んだ。
リリ-は照れくさいのか「長く映画館でかかるような映画ではございませんので。初日に来てもらえると一番確実に見られる。心配しなくてもすぐに打ち切りになりますから」と自虐発言を繰り返した。
熊篠氏も「今の今まで(映画化は)ドッキリなんじゃないかと思っていたんですけど、本当の本当らしいので一安心です」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
清野の演技に関してリリ-は「菜名ちゃんは素晴らしいです。生き物として、感情豊かでみずみずしい。お芝居をしている人たちが自然に引っ張られるというか」と絶賛した。
「菜名ちゃんはこの映画でたくさんの賞をもらうと思う。その一番最初に、『パ-フェクト・レボリュ-ション』のパ-フェクト女優賞を」と一足早い誕生日プレゼントとして花束を送った。
一方、清野は、実年齢では31の年齢差があるリリ-との恋人役について「自分のしたいことを貫いているところにミツとしても私としてもほれた。邪魔できない関係性だったんじゃないかなと思います」と自然に演じられたことを語った。
2人を見守った松本監督も「最終的にクマとミツの世界観が出来上がっていて、演出しにくくてしょうがなかった」と明かした。
(左から)松本准平監督、熊篠慶彦氏、リリ-・フランキ-、清野菜名
エンタメ OVO
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